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消えてなくなるって
あるのかな。
消えても
なくならないって
私は思う。
今日は
一度も会ったことのない
祖父の命日。
母親がまだ幼い頃の
遠い昔の今日です。
今の私より若かった祖父。
おじいちゃんと呼ぶには
申し訳ないような気がして、
私は親しみを込めて
祖父の下の名前4文字の内
上の2文字をとって
○○さんと呼んでいます。
一度も会ったことがないのに
なぜか私はこの祖父のことが
大好きです。
母親にとっても
おぼろげな記憶の中で
いつも聞かせてくれる
思い出話の数は
そう多くはありません。
でも
どの話を何度聞いても
飽きることがなく、
隔世遺伝だと自覚するほど
自分が祖父に
似ていると思う部分があって、
聞いていてとても楽しい。
実際には会ったことがないのに
これほど身近に感じられる
自分でも説明のつかないこの感情。
それはきっと
脈々と、
連綿と、
心が受け継がれているからだなぁ~
と思うのです。
目に見えるものしか
信じられない人には
なりたくないな。
目に見えないことの方が
大切な場合もたくさんあるし。
私が祖父を想うとき
祖父も私の心の中にいて
いつでもたくさんのことを
教えてくれる。
消えてなくなるものなんて
何ひとつとしてない
って私は思います。
by courtfield
| 2013-07-18 19:08
| 日常
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がま口いっぱいのしあわせ。
by courtfield
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